~全ては売上から始まる~
事業として活動するには、まず売上をたてないといけません。
売上代金から仕入代金や人件費を払う必要があるからです。
では、代金が入ってこないときはどうなるでしょうか?
☆この記事で得られること
- 売上も大切だが、代金の回収もとても大事であること
- 入金日が休日のときや振込手数料などの扱いを決めておくと、揉めることが減ること
いきなり余談ですが、私が過去に在籍していた会社の製品も、製造販売され世間に出回っています。
ふと周りを見ると、「お! あの製品だ!」と思うことがあります。
実際は競合もいるので、私では本当にその会社の製品かわからないのですが、愛着が湧いてくるものです。
世の中にはたくさんのモノが流通していて、全て人が関与して私たちのてもとに届きますね。
そう考えると、モノは大切に扱いたいものです。
余談はここまでとしまして、代金の回収についてです。
代金の回収の大切さ
さて、モノやサービスを販売できたとして、代金をすぐに頂けることは(業種によりますが)あまりないかと思います。
だいたいは月末締め翌月末払い、といった期間で区切って請求して、代金を頂くことが多いです。
そして、入金日はだいたい期日当日が多いと思います。
では、その期日を過ぎるとどうでしょう。
販売した側は、モノやサービスの代金を受け取れていないことになります。
モノやサービスを提供しただけの状態です。
その代金を頂けないことで、仕入代金や人件費を払えないかもしれません。
自分の支払いのためにも、代金を回収する必要があります。
入金日が休日のとき
催促などをする前に…確認しておくことがあります。
期日が日曜日といった休日で、金融機関が営業していない場合です。
休日でも振込できて、入金を確認できる場合がありますが、対応していない場合もあります。
大事なことは、期日が休日のときは、その前営業日と翌営業日のどちらを期日とするかを書面などに盛り込んで、お互いの認識を揃えておくことです。
お互い認識の齟齬がおきないようにすり合わせておきましょう。
振込手数料の負担
振込手数料の負担も認識を揃えると良いです。
どちらが負担するかについて書面に記載がないと、あいまいになってしまいます。
こちらも、お互い認識の齟齬がおきないようにすり合わせておきましょう。
井上会計事務所